パソコンが突然起動しなくなった!

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今まで普通に使っていたパソコンが突然起動しなくなった、という話はよく聞きます。
場合によってこのエラーが起きる原因は様々ですが、今回は筆者が相談を受けた3件の症状を基に、打てる手段を記していきます。

  1. まずは慌てずに基本的な部分から確認していく。
    いきなり動作しなくなったからといって、焦る必要はありません。
    とりあえず、電源のケーブルや映像出力ケーブルの接続状況を目で見てみて、差さり方が十分でない様なら一度抜いて深く差し直します。
    また自作パソコンの場合は、電源ユニットのスイッチがOFFになっていないかも確認するとよいでしょう。
  2. パソコン内部のメモリー(RAM)のエラー・故障を疑う。
    1.の手順を試してもパソコンが起動しない場合は、パソコン内部のエラーが原因である可能性が高くなります。
    その中でも特にエラーの原因となりやすいのが、メモリー周りです。
    メモリーは、パソコンのフタを開けたときに一番大きな基板(マザーボードといいます)に差さっている、薄くて長細い基板です。
    メモリーはCPUの計算結果やプログラムを一時的に記憶しておく重要な部品で、これが正しく装着されていないとパソコンは起動できません。
    ですからメモリーを装着するときは「カチッ」と音がするまでしっかりと体重を使って差し込みます。
    一件目はこの操作で正常に起動するようになりました。
    ちなみに、まれにですがメモリー本体が何らかの原因で故障し、それによってパソコンが起動しなくなることもあります。
    この場合、スロットに差さっているメモリーの枚数によって対処法が異なり、一枚なら買い替えて、二枚以上なら一枚ずつ順番に差し替えて起動するかどうかをテストします(起動しなかったものが故障したメモリーです)。
    故障しているメモリーがどれか判明したら、それ以外のメモリーを装着し直して起動すればOKです。
  3. マザーボードに付いているボタン電池を取り替えてみる。
    パソコンが電源を切っても日付や時間を記憶しているのは、マザーボードにボタン電池を取り付けて、その電力でそれらのデータを保持しているからです。
    パソコンが起動しないときは、この電池が切れていることも考えて交換してみましょう。
    ほとんどのパソコンで用いられている電池の型番は「CR2032」です。
  4. 電源ユニットが正常に動作しているかチェックする。
    二件目はこれが原因で、中古で購入した電源ユニットが寿命を迎えて起動しなくなった、というものでした。
    実際、電源ユニットが故障することは少なくないようです。
    解決策としてはユニットそのものを取り替える、というものですが、自作パソコンはともかくメーカー製のパソコンは独自の形状をしたユニットを組み込んでいるものも多いため修理に出す他ないでしょう。
  5. マザーボード内部のショートを疑う。
    これまでの3つの手順を試してみてもパソコンが頑固に起動してくれないというときは、基板の中でチップなどがショートして焼けてしまった、という可能性を視野に入れなくてはなりません。
    パソコンを通電させてスイッチを入れるとき、マザーボードのチップ部分やコンデンサを触ってみてください。
    ショートが起こっている場合、そのチップやコンデンサが極端に高温になっています。
    また、パソコン内部に焦げ臭さを感じたら、やはりどこかが焼けてしまったと考えるのが妥当です。
    不幸にも3件目の方はこのケースに遭遇してしまっていたようで、マザーボードを買い替えることでなんとか解決されていました。
    これは一般人にはまず直すことはできないので、メーカー製のパソコンの場合はやはり素直に修理に出すのが賢明です。

以上、5つの対策法を記してきましたが、メーカー製のパソコンの場合は手順③あたりでも効果がなければ、やはり修理に出すことをお薦めします。最後にこの記事が誰かの役に少しでも役に立つことを心から願います

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